今日は、肩パッドについてお話をしております。一昔前はどんなジャケットにも肩パッドがついていました。ただ、肩パッド=古臭い、という印象もあり、ここ最近のイタリア系のジャケットではパッドなしのものも多くなったと思います。それではパッドがない方が絶対にいいのか?といいますとそうではないのですね。やはりパッドを入れることで多くの利点がありますし、また、求めるスーツスタイルによっては

みなさま、こんにちは。今日もアトリエから縫い仕事をしながらお話をしています。ここ最近、パンツのクセ取りについてお話をさせて頂きました。今日はその3回目、最終回になります。 今回は前回に比べより具体的に、クセ取りについてお話ししています。パンツ生地というと多くは、コットンとウールの生地が挙げられます。ただ、どちらが優れているか?と言われたらそれはウールと言えるでしょう

今回も『パンツのクセ取り』についてお話をしていきたいと思います。今日は、パンツを仕立てる上ではとても重要なクセ取り箇所である『ふくらはぎ』についてまずはお話ししております。『ふくらはぎ』のクセ取りが重要で、そして難しい理由というのは、ふくらはぎの筋肉は過去にスポーツをしていた有無によってその張り出し方が大きく異なります。また、真後ろに張り出しているのか、それとも外側に張り出している

テーラーリングが好きな方は、皆さん聞いたことがあると思います。『パンツのクセ取り』これが本当に意味があるのか??パンツのクセ取り。よく聞くと思いますが、本当に意味があるのかどうか?そのことについてお話をしてみたいと思います。結論から先に言いますと、私はパンツのクセ取りをします。しかもかなりしっかりとクセ取りをします。それは、クセ取りをする、しないとでは大きな差があるからなんです

今日は仮縫い時、パリのタイユールが必ず見るポイントである、「袖の落ち位置」についてお話をしたいと思います。私達タイユールは仮縫いの際,さまざまなポイントを見ています。首が吸い付いているか,肩周りが沿っているか、背中は綺麗なラインを描いているかなど、多くの部分を注意深く見ていますが、その中の一つとして「袖の落ち位置のチェック」があります。正確に言えば,袖の位置を見ているのではなく

今日は仮縫い時、パリのタイユールが必ず見るポイントである、「袖の落ち位置」についてお話をしたいと思います。私達タイユールは仮縫いの際,さまざまなポイントを見ています。首が吸い付いているか,肩周りが沿っているか、背中は綺麗なラインを描いているかなど、多くの部分を注意深く見ていますが、その中の一つとして「袖の落ち位置のチェック」があります。正確に言えば,袖の位置を見ているのではなく

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